アメリカの研究チームが乳がんによるうつ症状に対するストレス管理方法として
「認知行動療法」の有効性を乳がん患者100人に行ったそうです。
結果は、認知行動療法を取り入れた患者のほうが取り入れなかった患者より、
QOL(生活の質)が向上したという結果が得られたそうです。
ここまで書いておいてなんですが、「認知行動療法」というのは簡単にいうと
心理療法の一種で、自分の考え方、行動などを変えながら精神面の調子を
整えていくというものだそうで、今回の研究ではストレスの軽減を図るため、
ストレスの原因を探り、その要因に対する対処法を身につけることで
ストレスを軽減さ、うつ症状を軽減させることにつなげたそうです。
私の妻も現在、うつ症状ではありませんが、先生の勧めで精神科に
定期的に通っています。これは予防的なもので大変役にたっていると
思います。薬も処方してくれ、それを飲めば夜もぐっすり眠れるそうです。
正直最初は「精神科」や「精神安定剤」と聞いてひいてしまうところが
あったのですが、精神科の先生も仰ってましたが、考え込んで眠れないより
精神安定剤を飲んでぐっすり寝たほうが、よっぽど健康的だといっていました。
仰る通りだと思います。
今回のアメリカの研究では「認知行動療法」という形が良いと成果がでていますが、
フィジカル的な面だけでなく、メンタルのケアもとても大事なことだとつくづく
思いました。