手術後、手術の傷跡が癒えてきたころ抗がん剤が始まることになっていた。
抗がん剤はタキサン系3か月、毎週1回計12回とAC療法3か月、3週間に1回けの計4回が実施されることになっていた。
最短で半年で終わる治療だが、途中、白血球が規定値まであがらない場合は通常抗がん剤は打てないと言われていたので
最悪それ以上の長さになることにもなる。
私の妻の場合、タキサン系の抗がん剤が先でした。
初日は何かあると怖いので私も同行することにした。完全個室的なところに通され私が座る椅子もそこにはあった。
看護師さんが早速点滴をもってきて、手慣れた様子で針を刺す。最初は、名前はデカドロンだったか、
強い酔い止めみたいなものを点滴して、それからパクリタキセルという抗がん剤を入れた。
書こうか迷ったが、パクリタキセルをいれて30秒ほどしたとき、妻の顔が真っ赤になって様子がおかしくなった。
妻もそれをすぐに悟ったようで私が急いでナースコールを鳴らした。点滴を外すとすぐに顔の色ももとに戻った。
妻も私も一瞬焦ったが、たまにあるちょっとした拒否反応で、大したことはなかったようでした。
その後、30分位時間をおいて再開し、特に問題なく最後まで抗がん剤をうつことができ。
無事1回目の抗がん剤治療を終えることができた。 初めての抗がん剤や新しい抗がん剤をうつときはできれば
どなたかと行った方が心強いかもしれませんね。