今回はだいたひかるさんの夫でアートディレクターの小泉氏が最近、だいたひかるさんの乳房全摘出時のことをブログに書いていたので、それを読んでみた感想等を書いていきたいと思います。
「妻が乳がんの全摘手術をする時に、夫として、男性としてどんな気持ちだったのか?」
とブログは始まります。
どんな気持ちだったか。「男性」としてというのはちょっと良くわからないが、
夫として一人の人間として、命を優先してほしいと思ったのは小泉氏と同じです。
小泉氏は良く聞かれると書いておりましたが、私はこのようなこと周りの方に聞かれたことは一度もありません。
ちょっと、こんなこと患者の夫に聞く方ってどういった神経されているのでしょうかね。。。
お仕事関係でのインタビューだとしても聞かれるのは辛いだろうなと思いました。
ただ、私の妻の場合、「摘出するかしないかどうする?」といった感じではなく、摘出するしか選択肢がありませんでした。
妻が乳がんになる、数年前にアンジェリーナジョリーさんが同じくBRCA1に変異が見られ乳房を予防切除されました。
とても勇気のある決断を実行に移したと思います。
ただこれには多額の医療費が保険も適用されずにのしかかってくるので彼女ならではできたことなのかもしれません。
(いまはBRCA1変異の場合予防切除とかできるのでしょうかね?)
妻もアンジェリーナジョリーさんと同じBRCA1変異の乳がんという事だったので、両方取った方がいいということでしたが、
もう片方には何もガンは見られなかったので片方のみ全摘出することになりました。
妻も無駄に正常な部分は傷つけてたくないということでしたし、
私もまったく同感で,結果、亡くなるまでもう片方の乳房には何も転移等は見られませんでした。
乳房全摘出手術について妻はどうだったかというと、「生きるためなら、やってやる」といった感じでした。妻強し。
ガンの告知を受けてからというもののショックなことばかりで、色々打ちのめされて、今度は全摘出手術。
ガンは文字どおり心身共にズタボロにするんですね。