今年は川島なお美さんをはじめ、多くの芸能人の方がガンでお亡くなりになり、
乳がんを告白された方々もいて日本ではある意味、「がん」の年というか
がんに対して多くの国民が関心、興味を持ったとしてではないかと個人的に
思っています。
私の場合は、妻が乳がんになったこともあり、完全に他人ごとではなく、
私自身も人間ドックにすぐに行ったりしました。
日本はそもそも、がんに対してあまり関心がなかったのかなと思います。
アメリカを始め欧米の先進国ではもう少し早い段階からがんに対して
関心を持ち、予防検査を始め色々な手を打ってきました。
その中の一つにアメリカの国立がん研究所で1990年に発表された
「デザイナーフーズ計画」というものがあります。
この計画では長年の研究データに基づき、がん予防に効果のある
野菜約40種類をピラミッドにまとめています。
これらの野菜をデザイナーフーズと呼んでいるそうです。
その中でも、ピラミッドの頂点に君臨する野菜をいくつかご紹介します。
1位はなんといっても「にんにく」。
強力な抗酸化作用があり、すりおろすと「アリチアミン」に変化しガンを
予防する効果があるそうです。
キャベツもよいそうです。
イソチオシアネートという強いがん抑制効果がある成分とペルオキシダーゼという
発がん物質を抑制する成分が多く含まれているそうです。
にんじん。
これは妻もジュースで飲んでいますが、カロチンを多く含んでおり、
免疫力を高めます。
ブロッコリー。
ブロッコリーに含まれる「スルフォラファン」という成分が強力な
抗がん作用があります。
そのほかにはカリフラワー、玉ねぎ、ピーマン、トマトなんかも
ピラミッドの上位にいます。
どれも摂取しやすい野菜なので自然に取り入れていけるといいですね。