皆さん、「アンコア(encore)」という乳がん術後の
女性のためのプログラムをご存知でしょうか?
乳がんの手術によってリンパ節を切除した場合など、
術後は痛みやしびれを伴うことがあります。
また傷口をかばうことで他の部位のこりや関節痛なども
引き起こすこともあります。
こういった症状を軽減させるため、
「アンコア」という運動プラグラムが実施されているのです。
このプラグラムは日本では東京YMCAが2005年から
導入しているそうでこれまでに340人が参加してきています。
世界的に見るとオーストラリアを中心に多くの地域で実施されているようです。
私の妻もリンパ節切除後は全く同じ状況で苦しんでおり、
最近まで術後のリハビリなど幅広く調べており。
前回「腕のしびれ2」の記事を書いた際にyosさんや
ぽん吉さんからアドバイスをいただき、スリーブを買ってみたり、
リハビリ運動をしてみたりしていました。
この「アンコア」も気になるので来年のプログラムに参加できるか
今からリサーチしてみようとおもいます。
効果としては以下のようなものがあげられています。
肉体的な負担の軽減だけでなく、同じ体験をした人たちふれあい理解しあうこと
分かち合うことで回復への力も養えることが特徴のようです。
◆腕や肩の運動障害を改善し機能回復を行います。
◆手術によって生じた不快感を軽減します。
◆リンパ浮腫の予防に効果があります。
◆自尊心を高め、より良い自己イメージを持てるようにします。
◆人生と健康に対して前向きな姿勢を持つことが出来ます
引用元:東京YMCA
豆知識ですが、そもそも、このYMCAのプログラムの
「アンコア(encore)」という名前はアンコールのことで、
1970年、当時バレエの教師をしていたヘレンさんという女性が
乳がんを患い、再び「アンコール」を受けたいと考案した
運動プログラムのようです。