9月に胆管がんで亡くなられた川島さんの闘病手記「カーテンコール」が出版されました。
川島さんは一部のメディアでも取り上げられているように、現代の西洋医学を避け、
東洋医学やスピリチュアルな方法で治療をされていたようです。
私は特にこのことに触れるつもりはないのですが、本の中にある以下の内容をみて
妻が乳がんであることを宣告された当初を思い出してしまいました。
川島さんは本の中で医師からの宣告があったときの状況を以下のように表現しています。
頭は真っ白、心臓はバクバク、手は震え、ドクターの声は次第に遠ざかる(中略)。なぜ自分が? なぜそこの部位に? そんなに強くないお酒を、長年にわたって嗜んできたから? 仕事が過密すぎたから?
「カーテンコール」より引用
私は告知された本人ではありませんでしたが、妻が乳がんを宣告されたとき私も隣にいましたし、
川島さんと全く同じ状況、同じ気持ちになりました。
頭は真っ白だし、心臓は飛び出そうというか落っこちそう?だし、手汗も半端なく出て、
先生の声も遠ざかっていく。
心の中で「なんで妻が」、「なんにも悪い事してないのに」となんども言っていた。
またこんな内容も書かれています。川島さんは旦那様の鎧塚さんから西洋医学の話も聞いた
ほうが良いと説得され病院を探し回ったそうです。
まるでドクターとのお見合いに奔走しているかのようでした。命を預けられる人を見つけるのは、生涯の伴侶に出会うくらい大切なことです
「カーテンコール」より引用
これも同感です。病院探しは確かに自分の命を預ける決断になってきます。
私の妻の場合はそこまで苦労せずに納得のできる病院と先生が見つかりました。
本当に運がよかったです。でも、本当は病院探しって時間もかかるし、とても体力の
いることですよね。治療にも莫大な費用が掛かるのに、病院探しだって、
費用が馬鹿にならない位かかります。
あまり参考にならないかもしれませんが、私も妻の乳がん選びの時に考慮したこと
などをこちらの記事にまとめていますのでよろしければ見ていってください。