妻のトリプルネガティブ乳がんの治療も
今週を目途に一旦お休みになります。
振り返ってみれば、告知から一年、手術4回と
抗がん剤治療、再発と放射線治療。
どれだけ体を痛めつけるんだってくらい、
治療をしてきました。
放射線治療が一段落すれば、今後は定期的な
検診のみ行っていきます。
トリプルネガティブ乳がんの場合、
3年再発、転移がみられなければ安心できる
状態に変わっていくと先生から伺っています。
他のサブタイプの場合は5年だったり、10年
だったり様子を見なければならない場合もあります。
そんな中、気になる記事を見かけました。
なんでも、乳がんの「その後」を予測できる
ツールが開発されたのだとか。
開発したのは英国の大学の研究グループ。
その名も「プレディクト Predict」。
(英語で予測っていう意味です。そのまんまじゃん。)
このツールを使うと、8年~10年間の生存率を
正しく予測できるそうです。
(「正しく予測できる」って本当なんでしょうか
なんか恐ろしいツールですね。)
英国の国民保険サービスが提供しているサービス
なので信憑性は比較的高そうです。
現在のところ、このツールはオンラインで公開
されており、40歳以下の若い女性且つ長期生存率
(8年~10年)の予測に有効だと言われているそうです。
私はあまり妻とは生存率のことは話しませんし、
このブログにもかいていません。
「生存率」を知ることで、自分の残りの人生の
生き方を変えたり、来るときに備え準備をしたり
する方もいらっしゃるかもしれませんが、
考え方は人それぞれですが、私と妻はあまり意味が
ないことだと思っています。
妻が乳がんを告知された直後には色々と調べて
しまいましたが、その時、生存率を知ることは
精神的にもあまりよくないと思いました。
「トリプルネガティブの場合は予後が良くない」
とか「再発したら後XX年」とか見るたびに
精神的に病んでいったことを覚えています。
この「プレディクト」という英国の生存率予想
ツールですが、「なんの為に生存率を知るのか」が
明確な方は使ってみても良いのかなと思いました。
私も試しに妻の情報をいれてみましたが、しっかり
数値ででてくるので、やっぱりなんか怖いですね。
英語ですが以下サイトから情報を入れると5年生存率、
10年生存率、および化学療法をやった場合の生存率など
が出てきます。
http://www.predict.nhs.uk/predict.html