どこにいても、何をしてても妻を思い出して悲しくなります。
車に乗って音楽を聴いている時、
音楽って当時の思い出とか蘇ってきますよね。
よく、妻と子供と皆で行ったレストラン、
子供と二人で行く、一人欠けていて寂しい。
コロナウィルスが落ち着いたらどこか行きたいと思うのですが、
どこへ行ってもきっと辛いだろう。
コロナウィルスがこんなに広まる前、子供と旅行や遠出をしても、
いつもは家族みんなで来ていたなぁと思いだし、
気分をリフレッシュするために出かけたのに逆効果。
写真や動画を毎日見てるけど何度見ても毎日辛くて辛くて仕方ありません。
妻の服、一度は処分しようと袋にまとめましたが、
どうしても捨てられず5か月くらい捨てられず、袋の中にはいったままです。
服を見ると当時の思い出が蘇ってきて、辛くて捨てれないですよ。
妻と過ごした日々を忘れたくないけど、「忘れないで」ってそれもまた酷く辛いものです。
遺影の中にないっている写真をみて、いまだに妻が亡くなったことが信じれないです。
天国なんて無い、あの世なんて無い、妻は死んだら終わり、いつもそう言っていました。
そう言って必死に生きてきました。
私も、神だかあの世だなんてものは無いと妻に同感でいつも現実と向き合い妻とガンと闘ってきました。
妻が亡くなって、今、なんだか神様とかあの世、天国とか無いと思ってても、あったらいいなと思えてきました。
別に宗教的な意味合いでなくて、どこかで姿、形違えど、元気にしていてほしい。と思ってしまいます。
妻は亡くなる前によく「リメンバー・ミー」という映画の話をしていました。
まあ、私はこの映画も今は辛すぎて見れませんが、とてもいい映画なのでおススメです。
でも死とは無縁の人はあまり、入り込めないのかな?ちょっとわかりませんが…。
ネタばれになるのであまり詳しく書けませんが、あの世では第2の死があり、
今生きている人の記憶から消えるとあの世からも消えるといった感じの部分が描写されています。
「忘れなければこころの中で人は生き続ける、亡くなった人への愛情は失ってはいけない。」
この映画にはこんなメッセージが込められていると思います。
妻は「みんなに忘れられるのが怖い。」「みんなに忘れ去られた時が本当にいなくなったってこと。」
というようなことを亡くなる前に手紙に残していました。
忘れないように毎日息子にママの事話すよ!