パクリタキセルの抗がん剤治療も無事、一度たりとも延期することなく、3か月の
治療を終えました。副作用はやはり、爪の剥がれと脱毛がかなり強かったかなと思います。
抗がん剤後1-2日は寝たきりであまり動かないことが多かったのですが、抗がん剤前日には
結構回復しているような状況でした。
いよいよ、これからAC療法に入っていくわけですが、初日の日、前回のパクリタキセルの
点滴後のショック症状から私も同行することになりました。 AC療法のほうが、倦怠感が
強いと先生から聞いていたので、妻は少し緊張気味でした。
最初にパクリタキセル同様、強い酔い止めの薬を点滴していたと思います。そのあと、噂に
は聞いていましたが、赤い液体の入った点滴が運ばれてきました。
赤い点滴を入れ始めた時は私もなぜか緊張してしまって、パクリタキセルの時みたいに
ショック症状がどうしよう、なんて不安になっちゃってました。
幸いにも、特に拒否反応みたいなことは起こらず、1時間ほどですべての点滴を終えました。
その日の夜、妻の具合が思ったより良かったので、義母とご飯を食べに行くことに。
しかし、この選択が間違っていた。
お店に入って、注文したとたん、妻の顔色が急激に変化。店内は涼しかったのに額から汗を流している。
妻はご飯を食べるどころではなく、そのあと2、3日寝込む日が続きました。
やはりAC療法のほうが、けだるさと気持ち悪さがかなり強いようです。
本人は気持ち悪いのですが、強い吐き気止めの薬も飲んでいるため、吐けないといった状態で非常に辛い日々でした。
本当になんでこんな目に妻が合わなければならないのか非常に悔しかったです。
当たり前ですが、本人はもっと悔しかったはずです。