妻はトリプルネガティブ乳がんで抗がん剤治療
終了後すぐに腋のリンパ節に転移が見つかりました。
というか、先生曰く、もともとあった可能性も
あるとのことでした。(要は取り残し、見落としの
可能性があったのです。)
その後、すぐに手術をして腋の腫瘍も摘出したのですが、
今日とっても興味深いインドのがん治療研究センターの
報告を発見しました。
それは
乳がんで初回の化学療法に反応した人の場合、最初の腫瘍を取り除いても全生存率に影響を及ぼさないという
というもの。
研究実験は350人の患者を最初の腫瘍と
腋のリンパ節転移を治療するグループ、
しないグループに分けておこなれたようです。
(というか治療しないグループなんて研究実験で
やっていいのでしょうか…。)
23か月後、治療したグループ、
しなかったグループでちょうど半数ずつ
計235名が亡くなられたという。
要は、治療してもしなくても結果は
変わらなかったってことになるのでしょう。
研究対象の患者さんは65歳以上の推定余命1年の
方たちで行われたようです。
私は研究結果よりもこの方々のことが気がかりに
なってきちゃいました…。
余命一年とはいえ、ちゃんとした治療法を
行えばもう少し長く生きれたかもしれないのに…。